古い古い「邦楽名曲選  六巻」に、
道成寺の小唄がありました。

なんせ古い本なのでカナなどは読み易く直して載せます。

恋の手習いつい見習いて この悪性の手ほどきに
 いつか真黒色草紙 硯の水の手も切れて
 つのればつのる欲のくせ
 持病がこうじて 角が出た  なったぞなったぞ蛇になった
 逆だつ鱗 修羅の火の  われとわが身を焼きつくす
 焔(ほのう)のなかに 南無三釣鐘さえも 溶けて流れて消えたとさ
 こわやのぉ  こわやのぉ おぉ こわや

最後の
「怖い怖い、、」というのも面白い。

作詞:佐藤要  作曲:喜む良勇吉

どんな曲にのって、どんな風に唄われたのか、、
想像するとなんだか楽しい、、。

4 thoughts on “道成寺の小唄

  1. 小唄にも「道成寺」があるんだ! きっと、長唄から来たんですね! 地歌の道成寺は歌詞は長唄と同じ1部を歌っています。舞踊の「娘道成寺」は日舞をするものなら「憧れの1曲」でしょう!衣装の早代わりから 小坊主との絡みや持ち物が「かっこ」や「手ぬぐい」と踊り分け1時間位はかかる舞踊ではないでしょうか!

  2. 長唄の歌詞が入っていますからそこからとったのでしょう。流行ったのでしょうね。来年は名披露目で踊ります。楽しみです。地歌のは、三日に見に行く機会があるので、今からとっても楽しみです。

  3. あるんですね~! 長唄や、他のものでも 「道成寺」は 見ごたえもある分、長くなる。初めての方に知ってもらうのに 丁度良いかもしれませんよね♪ ぜひ 聞いてみたいです!!

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