津軽三味線津軽三味線
先日、「高橋 孝」さんのライブを聞いてきました。

実は、津軽三味線を生で見たのはこれがはじめて。

楽器、津軽三味線の発見は、とても新鮮な物でした。

①撥皮がコマの方まであり、長方形のようについている

 ②コマは、竹が土台になり、糸道のところが象牙

 ③コマは「新内」の上調子くらいの低さ(とても低いです)

 ④胴の端からコマの近くまでと、広い範囲で撥を使い、
  場所によって大きく音色が異なる

一番おどろいたのが④!!

写真を見ていただければわかるかな、、。

私たち「新内」や、「長唄」「清元」など、
撥皮(撥が当たっても皮が破けないように胴に貼り付けられている皮。
上記の種類は、当たるところが少なく、半月型に張られている)
は、とても小さい物です。

写真で見ると大体5cmくらいですか。

津軽三味線は、コマの方まで撥皮が!!

写真から推測して多分13cmくらいでしょうか。
15は無いかとは思うのですが、、。

はじめは何が張られているのか聞くまでわからなかった、、。

その、撥皮が張られている範囲を巧みに使い分け、
色々な音色が出るんです。

とても勉強になりました。

演奏していたのは、

高橋 孝 さん

聞けば、18からプロを目指して修行していたとか。

「23までは彼女なんかつくらずに芸に励め!!」
と師匠に教えられ、多感な時期を芸で一色に染めていたとか。

歌声は、とても「スケールの大きな声」

なんとも広い世界観がぴったりの声でした。

民謡出らしい発声ですが、
全くいやみが無く、これから期待の星のかたです!!

もちろん、三味線の腕前も、、。

チェロが入ったりととても楽しいひと時でした。

5 thoughts on “津軽三味線と高橋孝さん

  1. こんにちは、チェロがアンサンブルされるとは、素敵ですね。こちらにいますと、ジャズに尺八がアンサンブルされるような楽隊に出会うことがあります。

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