「もう教えてあげないよ」
きつい眼差しとお叱りの一言。
自分が一番よくわかっていた事。
散漫になっている事。
だらけている事。
何よりも甘えている事。
最近忘れていた事を思い出しました。
「お稽古は師匠との闘い。自分との闘い。」
姉弟子さんのお稽古を見ていて、
何処かで
「やっぱりねんきが違うなぁ、、」
なんて眺めていた私。
「悔しいとか、よし、やってやる~」
そんな気持ちが何処かで抜けていました。
わかっていたのに、甘えていました。
叱られる事、それがないと怠けてる自分が情けない。
叱られた時、子供のようになっている私の心うち。
母に怒られた時を思い出しました。
いつまでも子供じゃ無し、甘えていたらいけないとわかっていても
叱られた事に感謝している私はやっぱり甘ったれですね。
レコーディングもあと数日で本チャン。
お師匠さんにたたかれて、やっと背筋がシャキっとしました。
「しっかりしろ!あたし」
「こんちくしょ~!やってやる~!」
師匠は大お師匠さんとの思い出を語るとき
よくそう思ったとお話してくださいます。
甘ったれも甘えかた一つ間違えばナマケモノ。
師匠、ごめんなさいは言いません。
言い訳や涙の前にやることやらなくてはですね。
有り難う御座います。
弱い自分は嫌いだったはず。
えぇ~い!
恥ずかしいけど、こうして自分をふるいたたせなきゃ。
夏なんかに負けないぞ!
師匠とは親と同じです。今は叩かれはしませんが、口答えは出来ません。
実は自分茶道の正師範です。師範になるまで何度も同じ仕草、作法を親先生から叩き困れました。なので茶道では、仕草、作法で納得いかない時はかなり意固地に成る時があります。これも親先生譲りかもしれません。
今の日舞の稽古でもお師匠様が納得するまで、稽古を付けて頂けます。嬉しい事です。
むちゅかしいな
なにがよぉて なにがあかんか
ねこは いっつも悩んどるわ
あはははは