「髭あたってもらえるかな、、この姿ではみっともないので、、」

「あいよ。  お客さんうちはじめてだね、、。」

時代物の小説を読んでいるとたまに出てきます。

「髭をあたる」

女性でいえば「顔そり」になりますね。

床屋さんと美容室の違い、、
それは「刃物を持てる・扱える。お客様に刃物を当てられる」
のが床屋さん。出来ないのが美容室。
だから、美容室ではバリカンか、電気かみそりですよね。

今日は、久々に「床屋さん」へ、、、
床屋
初めてのときはどきどきしました、、。
女の子が入る姿も見たこと無いし、
おじ様イメージが強い場所。

今回は前回とは違うお店にしてみました。

前回のお店は、
刃が当たるのは痛い、、、泡みたいなクリームは熱々、、、
何もいいません「熱いですか?」とか、、
終わった後はもちろん
ひりひり、、
となってしまい、しかも聞かれる事もなく
「眉毛が極細に、、、!!!」
終わってから驚いて、、。

でも、今日のところは、お仕事がとても丁寧でした。

まずスタートから違います、、。
入ったら、担当してくれるのは、お店の息子さんでしょうか、、
40過ぎくらいの男性の方でした。
最初は、首から、、。
 鏡を持ってきて
 「このあたり、全部取ってしまっていいですか?」
 「お着物のときは、アップですよね」

 一つ一つ鏡に映しながら、きちんと話してくれます。

 次は顔、、。鏡で映しながら、、
 「眉毛はどんなふうにしましょうか?」
 途中、迷ったら、、
 「じゃあ、この辺は、、こんな感じですね、、」
 必ず確認してくれました。

とにかく一つ一つ、、丁寧なんです。
ましてや、眉毛は死活問題(笑)

要望どうりに、細かいところも
いやな顔一つせず、してくださいました。

また、一段落ごとに、
首も顔もクリームやお粉をはたいてくれました。(もちろん前回のところはやりっぱなし、、。)

なんといっても
「刃の当たり具合がとっても気持ちがいい」
丁寧なのが伝わってくるし、
かといって、恐る恐るではなく、、、。

頬などは、優しいのだけれどとっても早い。

「熱くないですか?痛くないですか?」
これもまたひつこくなく、、タイミングがよくて、、。

最後にはクリームを塗って、
吸盤のような物で綺麗に吸ってくれました。

その後も丁寧に拭いてくれ、乳液、お粉をしてくれました。

終わった後はお肌プルプル、、。
一枚も二枚も剥けた感じで、、しかもしっとり、、。

昔の人が
「髭を当たる」とは、こういう事を言ったのだな、、。。

なんてつくづく思ってしまいました。

美容室が盛んですが、
お店の感じもなんだかよかった、、。

一人お客さんが入ってきたら、、、

「いらっしゃい」
そういっただけで、黙々とおじ様がカットしていました。
きっと、私の担当の方のお父様でしょうか、、?

お客さんも慣れた様子で、
目をつぶって、、のんびり、、。

髪は美容室ですが、、
顔そりはもちろん、、、またここへ来たいと思います。

くび、顔、お手入れもきちんとしてくれて、
 2,500円

よかったら皆さんもお金をかけてエステ、、、より、
静かに、いいお仕事をしてくれる近所の床屋さんへぜひ、、。

6 thoughts on “お肌の味方! 床屋さん

  1. ルークさん。 以外と知られていないのか、、あまり聞く話ではないですね。 でも、私は何かあるときは顔そりへ、、。エステより確かな技術。「結婚式ですか?」、、って必ず聞かれます(笑) 女性のタシナミ、、ですものね。

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