先日、二月歌舞伎、夜の部を見てきました。

なんといっても注目の「二人娘道成寺」

玉三郎さんと、菊之助さん。
こんなベッピンさんコンビは今はこの二人しかいないはず、、。

ため息の連続でした。

若い菊之助さんと、ベテラン玉三郎さんのやり取りも面白い。

とにかく綺麗、とにかく鳥肌立ちっぱなしでした。

道成寺を踊ることもあり、また、女形で綺麗どころのコンビ。

手ぬぐいが飛んできて手にしたときは嬉しくって嬉しくって、、。

男性が踊る道成寺と、私のような女性が踊るのではまたまた随分と違いも
良さもあるのでしょうが、とても勉強になりました。

なんといってもあの、玉三郎さんの表情。

「怨み、、」という歌詞が出てきたとたんに
顔が「きゅー」っと変わったり。

「ああ、こうして心で踊っているんだ、、」と感心しきり。

綺麗でかつ恐ろしく、これぞ道成寺。

華やかな衣装に華やかな舞台。
地方さんたちの演奏。

やはり長唄はぴぴっと勘所にあたり気持ちが良い、、。

久しぶりの歌舞伎座に、淡いグリーンの江戸小紋で。

以前よりも若い方達の着物姿が増えていて嬉しくなりました。

でも、お尻がいたかったなあ、、。

One thought on “歌舞伎座にて

  1. 貴方は、とても 古風な方(良い意味で)以前幸田文の本の事とか箸の 持ち方とか 化粧してる人の事とか色々楽しいです。男性の踊る道成寺の事を書いておられましたが 昔 白州正子さんが能に凝っていましたが やはり男性の色気には、かなわない と言ってすっぱり止めてしまった 話を思い出しました。着物の話も楽しみですこれからも 宜しくネ!

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