中村喜春さん。この方も私の好きな方です。最近お亡くなりになってしまい、
お会いする夢は儚く消えてしまったのですが、素敵な言葉を紹介させていただきます。

「粋な言葉、野暮な言葉」これは、確か新聞で見かけたのがきっかけだったと思います。

「岡惚れ」や「のりの岡惚れ」なんていう花柳界の言葉を、辞書のように載せている一冊です。

私がその本を読んで一番使いたいと思いを馳せている言葉は、

「浮名儲け」  
 です。
こんなにかわいらしく、かつ意地らしく、粋な言葉があったのだと初めて知りました。

例えば、私が「長谷川理恵」で、相手が「石田純一」だとしましょう。(あまり粋ではない組み合わせなのはあしからず)
長谷川理恵は、石田純一と噂が立った事で一躍有名になりました。

それを簡単に言ったら「浮名儲け」

浮名、が立った事で自分に思わぬ儲け物が転がり込んでくること。
この場合は、純一さんと浮名が立った事で、理恵さん本人は名前が売れて儲かったわけです。
思わぬこと(したたかな思いの元でやっても)で名が売れてしまったのです。

きっと昔は「誰々と近頃噂だけど、どうなのよ?」なんて言われた日には、
「あらいやだ。あれは浮名儲けですよ」なんてつかっていたのだろうと思います。

「菊之助と噂があるじゃない。」
「あら、あれは浮名儲けですよ」

なぁんて言ってみたいものですね。

One thought on “浮名もうけ

  1. 木挽町生まれ、夜は芸者で、朝はセーラー服を着て英語学校へ・・・・。 皇族や大臣と付き合いがあり、女だてらに飛行機操縦(戦前だよ)!!アタシも好きな姉さん(会った事無えが)でしたよ。

コメントを残す