浅草寺
先月、小道具を買いに、、、と、師匠と数人のお弟子さんと共に浅草へ。

師匠は、いつも、「最初は、観音様。」とお参りから浅草はスタートします。

平日なのにやはりにぎやかだな、、、

と思っていたら、今は浅草で「御開帳」とやら、、。

以前は綺麗にするために覆いかぶさっていた浅草寺。
すっかりきれいです。

しかも本堂の脇にもお店がずらり、、、
浅草
砂利だったところも綺麗にコンクリートに固められていました。

 「ここは、砂利だから、、って、いい草履を履きたくても履くのよしていたのよ。」
師匠のご両親との思い出を、浅草へ来るとよく話してくださいます。

思い出深いこともあるのでしょうね。
お参りをする師匠の姿は娘に戻ったような、、なんともいえない姿です。

いつも、「何をお願いしているのかな、、?」と愛らしい背中を眺めています。

 

 

 

さて、、、

本堂に入り、、、上を見上げてみると、、、、
本堂の天井本堂の天井

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんなにじっと、まじまじと天井見たことないですね、、。」

と、お弟子さんと私達。

「やっぱり、少しきれいにしたみたいね。」

と、師匠。

まじまじと眺めてみて、、、「綺麗、、」

浅草は鬼瓦一つとっても眺めていて飽きない街。

師匠とご一緒するようになってから、沢山の発見があります。

本堂を出て、本堂を背にして右側へ。
浅草

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかセットのよう。

入り口にこんなものが、、。
浅草
時代小説の中の読みなれた風景のようです。

 「玉屋」に出てくるごうつく爺さんはこんな所で帳面をつけてるんだよ。

師匠がお弟子さんたちにそう話していました。

「玉屋」はとても面白い踊り。
私も「藤音頭」の前に稽古していました。

帳面を眺めながら算盤をはじくおじいちゃん、、、

のりがいい楽しいところです。

 

 

その脇には、、
水桶
歌舞伎でもおなじみ、、、の風景。。

なんだかわくわく。「これはあの踊りで、、」なんて話がつきませんでした。

中に入っていくと小さなお店がずらり、、。

なかには「辻占」なんて字もみられ、

唄の文句に良く出てくる、、、とか、こんな人たちが辻占を使った、、、とか

とにかく、踊りのお話、いっぱいでした。

その後小道具を買い、その後、皆で稽古場へ稽古へ向かいました。

あっという間の時間の浅草散歩でしたが、

また、ゆっくり、稽古のないときに遊びに行きましょう。」

と師匠との浅草散歩が楽しみになりました。

2 thoughts on “踊り話の尽きない、師匠との浅草散歩

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