今日は、この間紹介した「雪兎」(実は、、「跳び兎」という名前でした)

それの大きい版です。

名前は『玉兎』
玉兎玉兎

 

 

 

 

 

 

 

抹茶の味も「本当にお抹茶!」というお味。

このサイズだと、食べるのがかわいそうなくらい、、。
白兎の耳もピンクが施されていて、
本当に愛らしいんです。

姿と同様、とてもほほえましい「いわれ」が載っていましたのでご紹介。
玉兎

 

 

 

 

 

 

 

 大昔、弥彦山に住んでいた多くの兎が毎日里へ下り、
 田畑を荒らしていたので、里人は大変困っていました。

 このことをお聞きになった神様は、兎を集めて、

 「田畑を荒さないように。」   とお諭しになりました。

 兎達は、かしこまって

 「以後いたずらをしません。」  

 と誓いましたので神様は兎達をはなしてやりました。

 それからは被害がなくなり、里人は大層感謝し、
 兎のかしこまっている姿を、米の粉で作り神様に差し上げました。

 神様はこれを「良幸餅」(うさちもち)と名付けたということです。

 「良幸餅」が後の世に『兎餅』に変わり、
 その形から「玉兎」と呼ばれるようになり、
 今日まで材料や風味に工夫を重ねて作り続けてまいりました。

お子さまに聞かせたいくらい
いわれもなんだか「懐かしい」、、。

味は「美味しいっ!!」というほどの物ではないですが、
甘すぎない、素朴な味わい。

どことなくやっぱり「懐かしい」、、。

今は、お菓子にしても、本当にグルメな物が溢れているなァ、、

と、なんだかちょっぴり寂しくなったり(笑)してしまいました。

6 thoughts on “かわいい、、かわいい、、玉兎の由来(いわれ)、、、

  1. 良幸(うさち)、素敵な言葉ですね。かつて、人間と野生の動物達は、どこかできっと了解しあっていたんでしょう。今の状況は・・・寂しい限りです。

  2. 必要のない「ハコモノ」を元々住宅や田畑であった地に建てて、住民は安くて不便な土地へお引越し。土地が足りないから、山を切り開き、野を埋め立て・・・そんなことを続けているから、野生の動物が里に下りてくるようになったのでしょうね。

  3. てふさま。最近は、子供たちにこんなお話しているのでしょうか、、。 お母さんと一緒になって男の子やキッズブランドの話をしている、、、なんてお話ばかりがめだちますものね。 自然との共存について深く一人ひとりが考えなくてはいけない時代ですね。

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