私の祖母は、(おおよそ)83歳。
ちゃきちゃき元気で、とっても可愛いおばあちゃんです。
なんと、ジントニックが、大好き。
以前、ジントニック好きがこうじて、ちょっと、素敵な出来事があったそうです。
泊まりの用事があるとき、祖母は早速ホテルを予約。
(この歳でも、一人でどこへでも出かけます)
さて、着いた先は、、、
予約したつもりのホテルが、なんとゴージャスホテル!!
祖母は、別のところを予約したつもりでいたようです(笑)
さて、、、しかたない、、一泊だけなのだから、、と、そこへ泊まります。
祖母は、探検もしますので、
ゴージャスなホテルを一通り歩いたようで、
ぱっと目に付いたのが、、、「BAR」でした。
「今時はホテルにBARがあるの、おばあちゃん知らなかった」
祖母は、一緒に食事に行っても、調理場が見えたりするのが楽しくて仕方ない様子。
当然一人で入った「BAR」でも、カウンターに一人チョコン、、。
「ジントニックください」 (この当たりが、既に素敵、、♪)
いつものようにジントニックを頼み、
一人味わいながら、カウンターを楽しく眺めていました。
すると、バーテンのお兄さんがおもむろに祖母のもとへ、、、
『今、帰られたお客様から、「あちらのご婦人に一杯差し上げてください」と』
あら!! 祖母はまず、こう思ったそうです、、、
「こんなおばあさんを、ご婦人だなんて、、、♪」
結局祖母は、そのとき充分だったそうで、
ありがとう、と、お断りしたそうです。
「どんな人かみた?」 と聞くと、
「帰った後で顔はわからないのよ、、」 とのこと。
「でも、今時素敵な方がいるんだね。おばあちゃん、やったじゃない!」
と、きゃーきゃー孫たちで言っていると、、
「こんな年寄りのおばあちゃんを、御婦人だって!!ご婦人よ!!」
と、嬉しそうに笑っていました。
それにしても、一人で、BARに入って、
カウンターでジントニックを飲む「83歳」なんていうのは珍しい!!
しかも、素直に喜んでいる。
「こんなおばあちゃんになりたいなぁ」
なんて思ってみていると、、
『でも、あのお金はきっとあのバーテンのお兄ちゃんのポケットに入ったかもね』
おやおや、、おばあちゃんらしい、、(笑)
可愛い小話ですね。それにしてもジントニックとはカッコいい!
ジントニック=祖母かと皆思っていたのですが、料理に、お酒をあわすようです。何でも飲みますが、飲み方が、またすごく気持ちいい。日本酒は二合まで。必ずいいところでぱっとやめます。私も見習いたい、、。
すてきなお祖母様! 私も頑張ろう!
ちゃきちゃきですよ~。おばあちゃん。 いつも元気で、お酒も好き、おしゃべりは話し出したらもう、とまらないんです(笑)