好いた水仙 好かれた柳の ホイノ
心石竹気はや 紅葉さ やっとかけの ホイ まつかとな
越後獅子の「浜歌」の一説。
ここでは活けた水仙を
「綺麗だなぁ、、」と眺める振りがあります。
越後獅子は子供。
親方さんに言われ、毎日稼ぎに出るのです。
踊り自体も楽しいもの。
かっこ(太鼓、ばち共)に、一本歯下駄、晒し、綾竹(あやたけ)、
と道具も様々出てきます。
随分前に活けてもらった「水仙」がまだ元気に咲いています。
そんな水仙を見て、この踊りを思い出しました。
子供になって踊るって、意外と難しい、、。
でも、楽しく踊っているうちに
いつの間にか童心に帰ってる。
不思議なものですね。
「わが庭の 溝辺に咲きし 水仙よ 手入れもせずと なぜに美し」。最近、庭の手入れを怠っています。それでも、立派に咲いている水仙。今度の休みに少し片付けよう。
植物の生命力はすごい。なんだか元気が出ます。それと同時に正直でもあり、愛情不足になればみるみるかれてしまう。