以前新内と義太夫が親戚と書きました。

そんな二つが競演すると言う試みを聞きに行きました。

「西の義太夫、東の新内」
この言葉は、そこではじめて聞きました。

同じ曲が数多くある(新内が、義太夫の本から多く創っているようです)
そうはいっても、やはりぜんぜん違いました。

まずは三味線。
義太夫独特のあの音色。それにあの撥と、糸の太さ。

新内と比べるととても対照的です。

唄。
新内が、さらりと歌う様子に比べ、義太夫は、力強い。

新内は、波が打ち寄せまた引くよう、、と例えるなら、
義太夫は最後は波が「ザッパーン」と言う感じでしょうか。

義太夫の太夫さんがおっしゃるには
「関西の方は、ここまでしなきゃ満足されなかったのかもしれない」
なんて笑いながらおっしゃっていました。

次回は、同じ曲に挑戦するとの事。
分かれて演奏するのか、絡んで演奏するのか、、、。

今から楽しみにしています。

2 thoughts on “新内と義太夫のコラボ

  1. 私は三味線と言っても、民謡ですので オーソドックスなのは良く判りませんが 義太夫の底から響き渡る重低音は TVから良く耳にしました。 瑠依さんは新内をどのくらいやられていたのかしら… お若い分、覚えも早かったのでしょうね。^^;

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