先日、本当に貴重な機会をいただく事が出来ました。

能楽囃子大倉流大鼓奏者  大倉正之助 さんとの出逢いです。
大倉正之助 さん
藤舍さんとは、以前お知り合いになる機会がありましたが、

大倉流の方とお会いするのは初めて。

 何より、まず驚いたのは、「指革』をつけていらっしゃらなかった事!!

大倉流は、代々受け継がれてきている流派であり、

大倉さん自身は「重要無形文化財総合認定保持者」であり、

今はあまりみられない、

古典的な大鼓のかたちを残し、演奏されているそうです。

大倉さんが持っていた大鼓の革も私が見慣れているものよりも

ずっと色が白に近い印象をウ受けました。

後々お話を伺いましたら,

馬の革で出来ているとの事。

今は、牛の革が主流のようですが、

時代とともに、大鼓も変化したようで、私が聞き慣れている大鼓は

原始的な形ではなく、

日本舞踊や、歌舞伎とともに、変化した形だそうです。

大倉さんは、海外出の公演もお忙しいようで、

色々な楽器とのコラボをされているそうです。

私が御会いした日も、、、、

なんと!!

平井光一さんと、沼本先生とのスパニッシュとコラボ!!

会場中が、鳥肌が立つくらいの演奏。

私も、生まれて初めて、あんなすばらしい演奏を聴きました。

本当に、ベテランのミュージシャン同士であったから

実現したものだと思います。

もう、私も、感動と鳥肌と感激と、、、、

未体験な感激を体験しました。

大鼓写真は、正之助さんがお持ちでした大鼓。

なんと、真ん中の胴は『安土桃山』から代々大切に

受け継がれてきたのも。

私の横で、組み立ててくださいましたが、

以前聞いていた組み立て方ではなかったので驚き、

そちらも、色々とお話を聞かせていただきました。

平井さん正之助さんのファンという事もあり、

それがきっかけで意気投合したとの事。
演奏のあと、誰よりもお二人が一番興奮していたかもしれません。

大倉正之助さんのHPはこちら

http://www.hiten-jp.com/profile/profile.HTM

秋のお能には私も足を運ぶつもりです。

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