お仕事も決まりましたので以前出演させていただいた
「水戸黄門」のお話をしてみたいと思います。

2004,6に放送された水戸黄門にゲスト主役として出演させていただきました。

お話は、「ご奉公にあがっている、店の旦那様が、抜荷をはたらいているのを奉公に出ている町娘(おは     る・私の役)は発見。
     信頼するお侍様(半田様)に話したところ、彼の上のお奉行様まで加担していたことから、
     二人は、追われる身になってしまいます。
     そんなとき、おはるは偶然、黄門様一行と出会います。
     始めは話さずに居たのですが、危ないところを助けられたりし、
     経緯を話します。
     そして最後は、黄門様に助けていただき、ハッピーハッピー、、」

ちょうど拉致被害者の方達が帰国した事と重なり、放送が一週遅れました。
初めてのまともなお仕事が、いきなりゲストと言う事も、本当に思い出深い作品です。

「太秦」実は業界では恐れられている所。
私も散々脅されて行きました。

しかし、評判とは大違い。
皆さん、なれない私に本当に良くしてくださいました。

黄門様の、里美さん。
私に、お芝居のアドバイスもしてくださいました。
70前とは思えない!!!本当にお若い!!
助さん、格さんもとても優しくしてくださいました。
ウィンドブレーカーまで貸してくださったんです。

由美さん、、。
気さくでとても優しかったです。
本当に綺麗、、。若い、、。
あんなふうに年を重ねたいなあ、、なんて惚れ惚れしました。

なんせ初めての大仕事に、初めての太秦、。

初日には「ドカーンっ」とみごとに転んだり、、
あれは本当に漫画でした、、
でも、あたしは半泣きもいい所。
メイクさんが「かつら飛ばなくてよかったぁ、、」

休憩中には、師匠やマネージャーに電話しまくり、
皆さんに勇気付けて頂きました、、、。
「自信持ってやりなさい」
皆がそういってくれました。

太秦は上の方の方で無い限りは一人で放り込まれます。
なんとも、始めの何日かは寂しかった、、。

でも、宿では女将さんも親切。
なんといっても「あきちゃん」が仲良くしてくれました。

今、画面で見ると随分大きくなり、成長振りに驚いています。

年の割りに本当にしっかりした子で、
一緒にプロレスをして遊びました。
     
太秦ではその頃
「鬼平~」の収録もやっていて
村上さんにお会いしました。

「おつかれさまです」
皆で暖を取るストーブのところにいらっしゃった村上さん。

私は思わず見惚れてしまいました、、、。

背が高くあのお顔、、。
こんなにかつらの似合うハンサムが居たとは、、、。

今でも忘れられませんが、
思い返すと、あの時私はどんな顔をしていたのかと思うと、、、。

共演した「奥村さん」も本当に優しかった。
「照英」さん。「瑠依さんて本名?」「はい、照英さんも珍しいお名前ですね」
と言ったら、「いやぁ、本名は本名なんだけど、てるひでが本名なんだ。」

なぬっ!!「そうだったんですかぁ!!」
思わずびっくり。

思い返すと、監督さん、スタッフの方達、共演者の皆さん、、
「人」の事ばかり。
やはり思い出深い作品です。

7 thoughts on “水戸黄門にて

  1. 新人はいじめられるとか、衣装さん、結髪(かつらをしてくださる方)、スタッフ、にきつく当たられるとか、、。その昔は、本当にあった、、らしい、、ですよ。私は、かけらも知らないのですが。

  2. 「太秦」な、なんと、私近くに住んでいるんですよ~。自転車でも行かれるらしい・・試したことはありませんけどね。でもでも、そんなビッグな方達とご一緒できたなんて!何を隠そう、「鬼平~」大ファンです。いついつの日か、あそこで日舞のお仕事が・・・・夢見ておりまする。

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