私が使用しているお稽古の譜面です。

他の社中はわかりかねるのですが、
私は現在この譜面たちを使用してお稽古しております。

まずは「三味線の譜」
三味線の譜

 

 

 

 

 

 

 

 赤く色をつけてあるほうが『上調子』
 こうすると、『本手』との見分けがついて、見やすいんです。
 これは『前弾き』の中の一つの譜なので
 唄が書いてありませんが、これが唄があるものになると、
 「本手」と「上調子」の間に唄がかいてあり、
 あてどころもわかりやすく記入してあります。

次は、師匠からお借りした唄本。
三味線 唄本三味線 唄本

 

 

 

 

 

 

 

これは、書き込んだりしてあるのは家元の書き込みです。
私は、こうした物をコピーして、
節まわしや、三味線を書き込みます。

もう一つは、一番よく使う譜面。
三味線 譜面

 

 

 

 

 

 

 

上(↑)のような譜を、
書き写し、三味線も書き込んであるものです。

ちなみにこれは姉弟子の先輩の物をコピーさせていただいた物。

唄を書き写したり、三味線を書き込んだり、、
それって一番自分の見やすいよう、
つくれるので、私は一番これが好きです。

これは、太夫さんの「唄」に三味線が横に書いてあり、
以前ブログで紹介した「長唄・道成寺」の譜に似ています。

私は「三線の三味線の譜」よりも
「たて譜」(たてに三味線が書かれているもの)の方が
なんとなく好きです。

それに、「語る」にも「演奏する」にも、
どちらにも一番わかりやすいです。

三味線の当たり所や
唄のきっかけなど、わかりやすいです。

皆さんはどんな譜面なのでしょうか、、?

記事を書きながら気になってしまいました。

11 thoughts on “新内の譜面たち、、、皆様は、、?

  1. 小唄も同じくですっ。最初の師匠には一番下の写真の縦譜を習いました。 今はほとんど一番上の写真の文化譜を使ってます。 中写真は唄の際、歌詞のヨコに音程の高い低いを線で表したりします。

  2. こんにちは。 初めてうかがいました。どうぞよろしく。 私は文化譜(写真一番上)です。このコラムを拝見していて 色々とあるのがわかりました。 唄をやらないものでこれが 私にとっては一応やりやすいかしら。★小百合

  3. tokieさま。私も初めは文化譜から、、。でも、たて譜も勉強だから、、と教えていただいてからは、使用は文化譜が多くとも、たて譜への愛着がなんとなくきえないのです(^^)

  4. これは、仕事のノートやメモのノウハウに似てますね。 先輩からやり方を習い、あるいは盗み・・・ やがては自分が使いやすく、見やすい方法を編み出していくのが一番いいですから。

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